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会場レポート1 (最終更新:2005年4月25日)
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(1) 将棋供養祭

 「人間将棋」1日目は、午前8時の段階では小雨が降っていました。この日は「晴れ時々曇り」で最高気温は14度ぐらいという天気予報でした。「おかしいなぁ。やっぱり春の天気は変わりやすいからなぁ。このまま、もしかして屋内での開催になってしまうのかなぁ。」と心配しましたが、午前9時ぐらいにはなんとか雨が上がり、屋外で開催できるようになりました。しかし、気温も天気予報のとおりで肌寒く風もあったため、きちんと上に羽織らないとじっとしていられないぐらいでした。

写真:将棋供養祭
将棋供養祭の様子
写真:米長邦雄・永世棋聖
手を合わせる米長邦雄・永世棋聖

 将棋供養祭には、庄司浩助(しょうじ・こうすけ)山形県将棋駒協同組合長や遠藤登(えんどう・のぼる)天童市長、日本将棋連盟の米長邦雄(よねなが・くにお)永世棋聖など、関係団体の代表者が参列しました。

 その後の開会式のあいさつで、米長邦雄・永世棋聖は「心」について触れました。天童は「心のふるさと」のようなところ、そしてこれからは「心を取り戻すこと」が重要だ、といった趣旨のお話をされました。東京都では平成19年度から都立高校で「日本の伝統文化」という科目が増え、お茶や華、歌舞伎、そして将棋などについての授業が行われます。そして「将棋は庶民の心です。将棋駒の字は武士が書いて、そして庶民が将棋を指しました。武士は字が上手かったので、内職としておこなっていました。」を説明されました。

 また、この日の対局者についても触れられ、中井広恵(なかい・ひろえ)女流王将については「サクランボとバラの和服を用意してきています」、岩根忍(いわね・しのぶ)女流初段については「彼女はサクランボそのもの」と、天童そして山形を代表する果物であるサクランボを引き合いに出して紹介されました。また、解説者の渡辺明(わたなべ・あきら)竜王については「20歳で竜王のタイトルを獲得した勢いのある棋士。そして一児のパパという一面も。」と紹介されました。そして「天気も見方して、50周年にふさわしい人間将棋になりました。」とあいさつを結びました。


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