平成13年度の人間将棋では、これまでなかったさまざまな演出が新たに追加されました。そのうちの1つが、この武者行列です。午前10時にJR天童駅を出発し、温泉街まで目抜き通りを行進していきました。事前のPRがほとんどなかったためか、沿道にはマスコミの方々と商店街の人たち、そして観光客が少しだけという状況でしたが、「これからずうっと毎年おこなわれるんだ」という認識が広まれば、たくさんの人たちで埋め尽くされるようになるのではないかと期待しています。

　武者行列は「天童桜まつり」の看板を掲げた普通車が先導し、最後尾は太鼓を打ち鳴らす山車（だし）が続いていたのですが、「馬に乗って行進するともっと絵になるのでは」という声が聞こえました。馬の行進というと岩手県盛岡市で6月14日におこなわれる「チャグチャグ馬ッコ」を思い浮かべるのですが、フンを拾いながら歩かなければならないため主催者にとっては大変なようです。でも、来年に向けて1つ考えてみてはいかがでしょうか？