サッカーJ2・モンテディオ山形の新スタジアム建設に際して、天童市は周辺の市道拡幅や下水道整備のために約14億円を支出することが明らかになりました。これは、9月市議会の一般質問のなかで新関茂(にいぜき しげる)天童市長が答弁したものです。市道整備は特設駐車場の北側と南側の道路で合わせて約8億6000万円、下水道工事は約5億4000万円になる見込みで、国の補助金を活用する計画です。
モンテディオ山形新スタジアム建設に伴うインフラ整備(下図は地理院地図より)
天童市は3日、サッカーJ2・モンテディオ山形が同市に建設する新スタジアムに関し、周辺市道と下水道のインフラ整備を行う計画があるとし、費用は計約14億円を見込んでいることを明らかにした。市議会9月定例会の一般質問で新関茂市長が答えた。
新スタジアムの建設地は県総合運動公園南側の特設駐車場。市道整備は、新スタジアムの南側を走る市道東長岡三本松線の拡幅と、北側を走る市道荻野戸芳賀線の改良を行う計画で、計約8億6千万円の見通し。下水道整備は、新スタジアムに新たな下水管を接続するもので、国道13号を横断して長岡地区内を走る下水管につなぐ。約5億4千万円を見込んでいる。
インフラ整備には、新スタジアム建設にも活用する国の「新しい地方経済・生活環境創生交付金」を利用する予定。補助率は市道が55%、下水道が50%となっている。
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