今年のミニ・イベントは、山形市内で活動しているソウル・バンド「B.B.B.S」の演奏でした。ヴォーカルの方が大変コミカルで、たくみな話術と絶妙なダンスで観客の心をとらえていたようです。お年寄りには不向きかな？と心配しましたが、最後に大抽選会が待っていることもあってか、みなさん演奏に注目していました。特に中学生や高校生といった若い客層には、とてもウケが良かったようです。天童市内では野外ライブを間近で見る機会があまり多くないので、とても新鮮に映ったかもしれません。

　最後は恒例の大抽選会です。今年は「平成鍋合戦も今年で5回目だなぁ」ということと西暦2000年を記念して、5円玉2,000枚のつかみ取りもおこなわれました。年賀ハガキについている番号で抽選をして、当選者を選びました。5円玉2,000枚というと総額10,000円ですけど、

　大抽選会は、これまでと同じように鍋の容器3つで交換できる抽選券で参加することができました。天童−東京の新幹線往復チケット分が入っているJTB旅行券を筆頭として、天童温泉のペア宿泊券や協賛スポンサーからの提供品など、全部で30を超える賞品がお客さんたちにプレゼントされました。

　ただ、残念なことが1つだけ...。大抽選会が終わると、お客さんたちはホントに「あっ！」という間にいなくなってしまいました。鍋将軍の表彰式は、この大抽選会のあとにおこなわれます。観客が誰もいない、関係者だけの寂しい表彰式...。大抽選会の前に表彰式をおこなえば、お客さんはどの鍋が「鍋将軍」や「鍋の局（つぼね）」に選ばれたのかが分かります。また、「鍋将軍」や「鍋の局（つぼね）」に選ばれた参加者も、たくさんのお客さんがいる前で表彰された方が嬉しいと思います。この点について一考の価値があると思うのですが、いかがでしょう？