天童市は2日、大規模災害時の情報伝達を強化しようと配置した防災ラジオと同報系防災行政無線の運用開始式を市役所で行った。
防災ラジオは緊急情報を受信すると自動的に電源が入る仕組み。エフエム山形(山形市)と放送の委託契約を結び、自主防災会と市立公民館に配備した。防災行政無線は全小中学校を対象にスピーカーを整備する計画で、2018年度は蔵増小と山口小に設置した。
式には関係者約20人が出席。山本信治市長は「災害に強い安全安心なまちづくりにつなげたい」とあいさつし、桑嶋誠一エフエム山形社長、防災行政無線の施工を手掛けた山形パナソニック(山形市)の清野寿啓社長らと共にテープカットを行った。スピーカーから定時用のメロディーチャイムを流したほか、防災ラジオの試験放送を試聴した。
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