大町から見た乱川（みだれがわ）です。いつもはちょろちょろと流れているだけですが、この日は濁った水が大量に流れていました（2004年7月17日 15時44分撮影）。

　大雨の影響で堤防が決壊したり土砂崩れが起きたりして新潟県内では大変な被害が起きていますが、その大雨が山形県にもやってきました。庄内、最上、西置賜などで特にひどく、床上浸水や交通網の寸断などが起きました。天童市内でも一時はかなり強い雨が降り、「新潟みたいな事にはならないと思うけど…」とかなり不安になりました。災害には比較的見舞われない天童市ですが、市西部の大町（おおまち）あたりは昔から水が上がる（川が溢れる）ところとして知られ、数年前の大雨の際にも消防団が中心となり地域の人たちが早朝から土嚢を積んだことがありました。この大雨でどういう状況になっているのか確認しに行ったところ、確かにいつもよりは大量の水が流れていました。しかし、消防団が監視しているような状況にもなく、その後は雨も止んだため、今回は事なきを得ることができました。

　しかし、山形新幹線が山形〜天童〜新庄間で運休したり、山形空港周辺が悪天候のため札幌から到着する飛行機がすぐに降りられなかったりと、観光面ではかなりの打撃になりました。しかも、連休の初日でしたから、いつもの週末にも増して影響が大きかったのではないかと思います。

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■天童のニュース：天候・災害

http://www.ikechang.com/news/news120.htm

■東北地方道路情報提供システム

http://road.thr.mlit.go.jp/

　9月4日〜5日に北海道網走市でおこなわれる「第11回あばしり七福神まつり」で、天童市が物産展を開催することが明らかとなりました。「七福神まつり」は七福神巡りと収穫祭を合わせたようなイベントで、網走の特産物が販売されるイベントです。天童市からは天童市観光物産協会も参加し、この季節の果物や蕎麦（そば）、日本酒などをPRする予定です。

　天童市と網走市は、天童市出身の女性活動家・中川イセさんを縁にしてお付き合いが始まり、2004年4月24日に「観光物産等の相互交流協定」を結んでいます。網走市から天童市へ訪れるには、飛行機の乗り継ぎの関係もあって丸々1日がかりとなってしまいます。そんな、なかなか行き来できない天童市と網走市ですので、道東地域のみなさんには、ぜひ足を運んでいただきたいと思います。天童市にとっては、おそらく道東地域で初めての観光キャンペーンとなります。

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■天童のニュース：観光物産交流

http://www.ikechang.com/news/news980.htm

■「網走市・天童市観光物産等の相互交流協定調印式」の様子（人間将棋）

http://www.ikechang.com/chess/rep0401.htm

　江戸時代の俳人・松尾芭蕉（まつお・ばしょう）生誕地の三重県上野市は、芭蕉生誕360年を記念して「現代版おくのほそ道」に取り組んでいます。芭蕉の縁（ゆかり）のある市町村が俳句でリレーをおこない「結び箱」に投句するイベントで、2004年5月16日に上野市を出発しています。その後、松尾芭蕉が辿った市町村を巡って7月5日に山形県に入り、最上町、尾花沢市、そして7月15日に天童市へとバトンタッチされました。市役所でおこなわれた引継ぎでは、小野紀夫（おの・のりお）尾花沢市長が自作の俳句を入れた「結び箱」を天童市長に託しました。天童市の次は山形市へ7月22日に引き継がれます。

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■天童のニュース：イベント

http://www.ikechang.com/news/news9.htm

■三重県上野市

http://www.city.ueno.mie.jp/