国際ボランティアとして果樹の栽培技術を中国で指導している新関行三（にいぜき・こうぞう）さんが、中国の大連市から表彰を受けました。農業部門では新関さんが初めての受賞となる「外国専門家星海友諠奨」は、大連市の経済発展や科学技術の進歩に尽くした外国人を表彰するものです。

　新関さんは朝日町のリンゴ農家からの紹介で1993年（平成5年）に日本シルバーボランティアズに参加し、以後、年に2〜3回、2週間程度の日程で中国を訪問して技術指導にあたっています。日本と同じように中国でも減反政策がとられ、果樹への転換が奨励されているそうです。このような状況のなか、新関さんの技術が大連市から高い評価を受けたようです。

（関連ページ）

▼日本シルバーボランティアズについて（国際ボランティア貯金の配分団体）

http://www.yu-cho.yusei.go.jp/volunteer-post/vol_post/haibun/ngo/ha_00301.htm

　プロサッカーJ2リーグで活躍している「モンテディオ山形」は、第6節を鶴岡市（つるおかし）の小真原陸上競技場で「横浜FC」と対戦し、2対1で勝利しました。今回の試合には3,414人の観客が集まり、天童市で「水戸ホーリーホック」と対戦した初めてのホームゲームよりも多くの観客が集まりました。

　試合はなかなか主導権を握ることができず1対1で推移していましたが、終了間近の後半44分にフォワードの堀井岳也選手がゴールを決め、辛くも勝利をおさめることができました。6試合を終え、モンテディオ山形は3勝1敗2引き分けとなり、11チーム中第6位となりました。次回の第7節は、4月21日（土）に平塚市の平塚競技場で「湘南ベルマーレ」と対戦します。

（関連ページ）

▼サッカーJ2順位表 (Lycos Sports)

http://www.lycos.co.jp/sports/football/j-league/j2/rank.html

▼「モンテディオ山形」公式サイト

http://www.montedio.or.jp/

▼「横浜FC」公式サイト

http://yokohamafc.com/

　連日20度を超える日を数えている山形県内では、平年よりも1週間近く早く桜が開花し始めました。山形県で最も早く桜が咲き始めるのは日本海に面した鶴岡市や酒田市などで、内陸地方の山形や天童はそれから2〜3日遅れて咲き始めます。当初の予想では4月16日ごろの開花を見込まれていた山形市内の桜ですが、4月12日には霞城公園（かじょうこうえん）でも桜が咲き始めました。天童は山形よりも北に位置しているためそれからさらに2日ぐらい遅れて咲き始めるのですが、天童でも、市役所の周りに植えられている桜がピンク色の花が開き始めています。

　人間将棋がおこなわれる舞鶴山（まいづるやま）の桜は、平地よりも1週間ぐらい遅れて咲き始めます。それから計算していけば、今年の人間将棋は何年かぶりに桜の花が咲いている下でのイベントになるのではないかと思います。今年こそは、桜満開での人間将棋の写真が撮りたいところです。

（関連ページ）

▼天童の桜の名所

http://www.ikechang.com/nature/cherry1.htm

▼人間将棋

http://www.ikechang.com/chess/

　天童温泉の南側に観光拠点として整備されている鍬ノ町（くわのまち）地区では、マックスバリュ東北がスーパーマーケットを出店する計画を山形県に提出しています。これに対して、天童温泉協同組合や天童商工会議所そして鍬ノ町にすでに物産館を出店しているヤマコーは反対を表明し、天童市や天童市長に対して対応を求める陳情などをおこなってきました。

　そして4月11日、武田貞夫（たけだ・さだお）天童市助役は4月6日におこなわれた天童温泉協同組合への現状説明に引き続き、天童商工会議所で鍬ノ町開発の現状を説明しました。スーパーマーケットの出店そのものを阻止することは事実上不可能と認識されていることから、先におこなわれた説明会と同様に会議は経過説明だけで終わったようです。スーパーマーケットの出店を辞めさせることができず、説明をただ聞くだけの現状はとても虚しいという感想をもっている参加者が多かったようです。なお、出店者のマックスバリュ東北は、5月のゴールデンウィークが終わってから地元説明会を開催する予定とのことでした。

（関連ページ）

▼天童市がスーパー出店について温泉組合に説明（天童のニュース：平成13年4月・第1週）

http://www.ikechang.com/news/2001/ne0104j1.htm#010407

▼マックスバリュ東北（この件についての情報はありません）

http://www.mv-tohoku.co.jp/

　天童市内でいろいろな活動をおこなっている人たちをネットワーク化していこうというNPO（民間非営利団体）が天童に発足しました。山形県では「山形創造NPO支援ネットワーク」が平成13年2月に法人化し、山形県全体のNPOの支援をおこなっています。今回発足した「天童NPO支援サロン」は、このネットワークに参加している方々が中心となって平成13年2月から設立準備をおこない組織したものです。

　「天童NPO支援サロン」は一般的なNPOとは異なり、特定の分野ではなく次のような幅広い分野で「天童のまちづくり」を支援していくことにしており、平成13年7月の法人化を目指して活動しています。

＜「天童NPO支援サロン」が支援していく分野＞

リサイクル活動

地域間交流

青少年の育成

起業家ネットワークの構築

「子ども虐待SOS電話」事業などをおこなう子育て支援センターの設置準備、など

（関連ページ）

▼NPO情報ネットワークセンター（NPOの説明など）

http://www.npo-jp.net/

　日本道路公団(JH)が発表した平成13年度の事業計画によると、山形自動車道に設置されるノンストップ自動料金収受システム(ETC)は今年の秋に実用化されることが分かりました。山形自動車道は、東北自動車道の村田JCT（ジャンクション）から山形市を通って日本海側の酒田市まで延びる高規格道路です。

　山形自動車道では平成12年7月からETCの工事がおこなわれており、山形北IC（インターチェンジ）と山形・蔵王ICで出入り口に1ヶ所ずつ設置されます。毎年6月から7月までのさくらんぼのシーズンとお盆の帰省シーズンには東北自動車道から山形北ICまで渋滞ができていましたが、このETCの導入によって、今後は渋滞がいくぶん解消されるかもしれません。

（関連ページ）

▼日本道路公団（ETCの説明など）

http://www.jhnet.go.jp/