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天童のニュース(令和2年5月12日) (最終更新:2020年5月17日)

2020年5月12日(火) 

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将棋駒作り勧めた藩中老 吉田大八描く 天童で映画製作進む

天童で映画製作進む 市民が監査・主演、協賛募る

 天童織田藩で財政難対策に取り組み、藩士に将棋駒製作を勧めた中老吉田大八(1832~68年)を広く知ってもらおうと、史実に基づいた映画「大八伝 天童を救った男。」の製作が進んでいる。地元のクリエーターが結集し、天童市民が監督や脚本、主演を手掛けた。新型コロナウイルス感染症の影響は心配されるが、完成試写会を6月18日に市内のイオンシネマ天童で開く予定だ。

 大八は15歳で大目付となり、要職を歴任し67年に中老に昇格した。生活が苦しい藩士の救済策として駒製作を打ち出し、武士の内職を非難する声は「将棋は兵法戦術に通じ、武士の面目を傷付けるものではない」と一蹴。この救済策が天童が将棋駒の一大生産地となった由来とされる。

 映画は、文書などの史料や史跡の映像、天童織田藩について対談形式の解説、芸人ミッチーチェンさんが大八役を務めた再現シーンで構成する。ミッチーさんは「天童の繁栄に欠かせない人を演じられて光栄。コメディー要素はないが、なぜ将棋文化が天童に根付いているか、よく分かる内容だ」と語った。

 明治維新150周年記念として製作。実行委員会代表で脚本を書いた矢吹栄修さんは「天童を救うために命を懸けた優秀な人、大八を知ってほしい。(完成作品を見たら)天童を新たな視点で再発見できるのではないだろうか」と話す。

 実行委員会は協賛企業・個人を今月末まで募集している。個人は5千円から、企業は1万円からで、金額によりDVDや試写会チケットの返礼がある。問い合わせは制作実行委員会事務局090(4046)7080。

(山形新聞2020年5月11日 第15面より)

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(関連ページ)
■天童のニュース:新型コロナウイルス
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■[2020.05.03] ルートイン天童、新型コロナ軽症・無症状者の受入施設に
http://www.ikechang.com/news/2020/news20200503.html

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