天童商工会議所は将棋で活性化を図るコマノミクス事業の一環として、ご当地駒の開発に乗り出した。天童市の友好都市・宮城県多賀城市の花・アヤメをモチーフにした第1弾「あやめ駒」が完成し、19日、同市に寄贈した。
ご当地駒は▽花の絵入り▽市町村章入り▽文字の色が上下で変わる「先訳」―の3タイプからなる。どの市町村にも指定花があるため、天童の友好都市や県内の他自治体に製作を持ちかけていく。
多賀城市役所に県将棋駒協同組合の後藤ユリ子理事長らが訪問し、「花をあしらったご当地駒の普及に努めていきたい」」と話し、菊地健次郎市長にあやめ駒を手渡した。菊地市長と中島正晴副理事長が短時間で決着の付く新ルール「66将棋」で記念対局を行い、7分ほどの攻防で菊地市長が勝った。
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