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天童のニュース(令和元年10月4日) (最終更新:2019年10月13日)

2019年10月4日(金) ラ・フランス、2019年の出荷解禁日は10月26日に

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 天童市の特産品「ラ・フランス」の出荷解禁日が、今年は10月26日(土)に決まりました。これは、山形県内の農協や市場関係者などで組織している山形県「ラ・フランス」振興協議会が、その年の生育状況に応じて毎年決めているものです。10月4日に山形市松波の自治会館で行われた会合では、ラ・フランスの生育状況や予想収穫量、販売開始基準日(販売解禁日)について話し合われました。

 洋ナシ「ラ・フランス」は収穫してすぐには食べることができず、冷蔵庫で冷やして追熟することで、甘くてトロっとした食感になります。外見からは食べ頃が分かりにくいため、これまで「硬かった」「甘くなかった」というクレームにつながり、市場の拡大を阻害してきていました。

 天童市では、ふるさと納税の返礼品としても人気がありますが、こちらも10月26日(土)以降の発送になる見込みです。

写真:収穫間際のラ・フランス
収穫間際の天童市の特産品「ラ・フランス」

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[山形新聞]ラ・フランス26日発売 県振興協決定 早熟処理品は21日

 県内ラ・フランス主産地のJAや自治体、市場関係者などで組織する県「ラ・フランス」振興協議会は4日、今季の販売開始基準日について、主力の予冷品を26日とし、エチレンガスによる早熟処理を施すエチレン処理品は21日とすることを決めた。予想収穫量は前年並みの1万5500トンと見込み、消費者に販売時期などを広く発信して山形の秋の実りをPRする。

 山形市の県自治会館で開いた会合で決定した。予冷品は収穫後に1週間程度冷蔵し、13日程度の追熟を経て出荷。エチレン処理品は処理後に10日程度追熟させて出荷する。県内22園地の果実調査結果から収穫始期を11日ごろと想定し、出荷や可食期までの日数を考慮して基準日を設定した。前年と比べ予冷品は4日、エチレン処理品は3日遅い。

 ラ・フランスの収穫量や収穫適期も示され、実を付けた園地の推定面積は700ヘクタール(前年比2%減)とした。小玉傾向だが、着果数はほぼ前年並みに確保できていることを踏まえ、収穫量は西洋ナシ全体で1万7900トンと見込んだ。

 会議では協議会長の佐藤純県技術戦略監が、ポスターに販売開始基準日が書かれたシールを貼って協力を呼び掛けた。昨年は食味が劣る早もぎの果実が基準日前に出荷されるケースがあり、周知徹底を図ることを確認。台風18号から変わった温帯低気圧への対応についても協議した。

 農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録申請している「山形ラ・フランス」に関する協議も行われ、本年度内の登録と来年度からの販売を見据え、生産者らに生産工程管理などの取り組みを周知することを確認した。

(山形新聞2019年10月5日 第2面より)
(関連ページ)
■天童のニュース:ラ・フランス
http://www.ikechang.com/news/lafrance.html

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