天童市の移動図書館「まいづる号」が25年ぶりに更新され、3日に市立図書館でお披露目式が行われた。鶴岡市出身の絵本作家つちだよしはるさんの原画がラッピングされたトラックで、4日から巡回をスタートする。
1981(昭和56年)年に運行を始め、今回で3代目になる。狭い路地に入っていけるよう、2代目よりコンパクトな車体になったが、積載冊数は3千で同じ。書架室にも冷暖房が入り、車いす用リフトを備えバリアフリー機能を持たせた。導入費は1900万円で、山本製作所からの寄付を活用した。
式には、つちださんを含む関係者約30人が出席。近くのさくら保育園の園児48人も駆けつけた。山本信治市長は「市民みんなに親しまれるよう期待している」とあいさつした。
まいづる号は週4日、小学校や公民館、福祉施設など20カ所を巡回している。
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