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天童のニュース(平成30年8月11日) (最終更新:2018年8月18日)

2018年8月11日(土) 天童高 柴田さん・森谷さん、全国高校生花いけバトルへ

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 天童高校華道部の柴田菜々さんと森谷祐依さんが、8月17日(金)から香川県高松市で開催される「第2回全国高校生花いけバトル」へ出場します。6月3日(日)に仙台市泉区で行われた東北大会には東北各県から計9校13チームが出場、チーム「天華(てんはな)」の2人は優勝し、東北代表に選ばれました。

[山形新聞]見せます!感性の大輪 天童高華道部ペア、全国花いけバトル出場へ

 17日に高松市で開幕する「第2回全国高校生花いけバトル」に、天童高華道部の女子2人が出場する。東北で1枚の切符をゲットしての参戦だ。わずか5分で花を生ける即興、美しい所作が勝負を分ける。全国の舞台でより大きな花を咲かせようと、2人は技と感性を磨いている。

 学校の来賓玄関で稽古は始まった。季節の花を選び水切りするのは2年の柴田菜々さん、花器に飾り付けていくのは3年森谷祐依(ゆい)さんの役割だ。レースフラワー、ヒマワリ、デルフィニウムが差され、見る見る華やいでいく。

 「残り1分」の声がかかると、片付けも並行して進める。コーチで小原流一級家元教授、阿部華翠(かすい)さん(河北町)から、「中心が定まっていない」とアドバイスが飛んだ。

 華道、フラワーアレンジメントの経験は問わない。制限時間5分。準備された花器・花材を使い生ける。対戦形式で選手はバトラーと呼ばれる。勝敗判定は審査員と観客が行う。それが花いけバトルのルールだ。6月に仙台で開かれた東北大会で本県勢は天童、山辺両高のみで他は宮城勢。顧問の太田恵教諭いわく「完全アウェーの中で観客の心もつかんだ」。

 2人とも花の世界は高校に入ってから。「カーネーションやバラなど洋の花が好き」(柴田さん)、「イメージ通り形作れるのが楽しい」(森谷さん)と引き込まれた。好みに違いはあるが、共通する思いは「いかに花を生かすか」。東北大会では派手な飾り付けが多い中、種類が少なく、盛りすぎない2人の作品がかえって際立った。

 加えて、高い評価を得たのが所作。落ち着いて一本一本丁寧に生けることを心掛け、シートを敷いて切り払った枝や葉の後始末も時間内にやり終えた。

 大一番が迫る中、師匠が贈る言葉は「花は生き物。命と向き合う心で」と、至ってシンプル。教えを受けた2人も「楽しくやれればいい」と気負いはない。

(山形新聞2018年8月11日 第20面より)

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(関連ページ)
■全国高校生花いけバトル(外部サイト)
https://hs.hanaikebattle.com/
■チーム「天華」の紹介(外部サイト)
https://hs.hanaikebattle.com/2018/08/10/1597/
■全国高校生花いけバトル東北大会の様子(外部サイト)
https://www.instagram.com/p/Bjj_pJxHn8H/
■天童のニュース:いろんな人々
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