画像:天童市の観光ガイド タイトル
天童のニュース(平成30年2月1日) (最終更新:2018年2月3日)

2018年2月1日(木) むらやま米フォーラム、天童温泉 舞鶴荘で開催

画像:最高気温最高気温 度 画像:最低気温最低気温 度)

 コメ農家が、県内外の稲作の現状について理解を深める「むらやま米フォーラム」が、天童温泉 舞鶴荘で開催されました。このイベントは毎年2月に開催されているもので、今年は平成30年から本格的に生産が始まる新品種「雪若丸(ゆきわかまる)」を取り巻く環境などについて、関係者から説明を受けました。

「雪若丸」の特性理解 天童 むらやま米フォーラム

 村山地域の水稲農家を対象にした「むらやま米フォーラム」が1日、天童市の舞鶴荘で開かれ、米政策の転換に伴う、県外産地のブランド化戦略の動向や、今秋デビューする県産米新品種「結若丸」の品種特性などについて理解を深めた。

 全農パールライス東日本事業本部の服部康行仕入企画部長が講演し、米政策の動向や全国各産地の状況を紹介。本県「つや姫」など高級ブランド米の2016年の生産量は17万トンになったと説明し「17年産はさらに2万トン増加し、5年後には16年産の倍近くまで増える」との見通しを示した。

 「つや姫」「雪若丸」ともに食味試験では高評価を得ていると強調。政府主導の生産調整(減反)廃止によって想定される状況として「流通量が増えれば価格は暴落する。今後も生産量の目標を守る必要があり、コメも野菜相場のように価格が乱高下することも考えられる」と指摘した。

 「雪若丸」と昨年デビューの新潟県の新品種「新之助」、茨城県の新品種「ふくまる」も試食し、生産者は「新之助と雪若丸は五分の出来」「新之助も食味は良い」などと話していた。つや姫と雪若丸の栽培管理や品質特性に関する研修も行った。村山地区全域から約300人が参加した。

(山形新聞2017年2月2日 第2面より)
(関連ページ)
■天童のニュース:農業政策
http://www.ikechang.com/news/news682.htm

画像:前へ前の日へ... 今月の見出しへ... 次の日へ...画像:次へ


「天童市の観光ガイド」は個人が開設している天童市応援サイトです。リンクはご自由にどうぞ。
広告掲載など各種お問合せはWebサイトのご利用についてをご覧ください。

画像:バナー 画像:バナー 画像:バナー 画像:バナー 画像:バナー
すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
このページに掲載されている文章や写真の無断転載を禁じます。
Copyright(C) 2018 Tetsuya TAKAHASHI and "Ikechang" All Rights Reserved.