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天童のニュース(平成29年12月31日) (最終更新:2018年1月21日)

2017年12月30日(土) 天童市民病院、県内唯一の最新鋭マンモグラフィーを導入

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 「子育て支援」の観点から乳がん死亡ゼロを目指す「ピンクリボンスリースマイル運動」を展開している天童市は、乳がん検診に用いるマンモグラフィー装置の最新鋭タイプを天童市民病院に導入しました。

 新たな装置は富士フイルム株式会社の「AMULET Innovality」で、GEヘルスケア・ジャパン株式会社の最新鋭エコーとセットで整備され、導入経費は約2600万円です。3D断層撮影が可能な点が最大の特徴で、これまでの平面的にしか撮れない写真とは異なり立体的に写真を撮ることができるため、乳腺の陰に隠れて確認しにくい病変も発見しやすくなりました。また、短時間で撮影ができるため、これまでの機器よりも被ばく線量が少なくなっていることもウリです。

 天童市民病院では、働く女性が受診しやすいようにと「イブニング乳がん検診」を行っています。受診にあたっての「気持ち」的なハードルも考慮し、2016年10月からは女性の女性放射線技師が配置されていますので、ぜひご利用ください。

乳がん検診最新機導入 天童市民病院 身体に負担少なく

 天童市民病院(木村青史院長)は乳がん検診に最新型装置を導入した。マンモグラフィー(乳房エックス線撮影)装置は従来機に比べて身体的負担が少ない一方、鮮明な画像撮影が可能になった。乳房用超音波撮影装置(エコー)も合わせて更新し、導入費はセットで約2600万円。乳がん死亡ゼロを目指すピンクリボンスリースマイル運動の推進に向け「検診の充実と受診の機会を広めていきたい」としている。

 更新したマンモグラフィーは富士フイルムメディカル社製の最新デジタル型で、12月8日から検診に運用している。3D断層撮影が可能な点が最大の特長。精度が高い画像を安定的に撮影できるため、小さな腫瘍や乳腺の陰に隠れて確認しにくい病変も早期に発見しやすくなった。

 また、短時間で乳房を撮影できるため、被ばく線量は従来機より3割低減。高画質と低線量をハイレベルで両立したという。

 若年者の検査に有効といわれるエコーも更新。GEヘルスケア社の最新機種で、高周波のプローブ(探子)を用いることにより、鮮明な画像を得られる。乳がんの早期発見に有効な「エラストグラフィー」と呼ばれる組織の硬さ分布を画像化する技術が搭載されている。同病院は今後、診察だけでなく検診にも活用していく計画だ。

 同病院は働く女性が乳がん検診をしやすいよう「イブニング検診」を実施。その結果、精密検査が必要な女性を対象にしたイブニング外来(2次検診)も行っている。去年10月から、検診担当の女性放射線技師を配置した。

(山形新聞2017年12月31日 第2面より)
(関連ページ)
■天童のニュース:天童市民病院(旧・天童病院)
http://www.ikechang.com/news/news680.htm
■富士フイルム:AMULET Innovality(外部サイト)
http://fujifilm.jp/business/healthcare/digital_xray_imaging/dr/amulet_innovality/

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