≪トークショーの概要≫
- 今年1年を振り返ってみて?
- モンテディオ山形の印象は?
- 山形の食べ物、場所、人など、どんな感じ?
- 子どもたちに対して、こういう風にすればうまくなるというのを教えてください。技術だけではなく、心の持ち方とか。
- 宇佐美選手はディフェンスの極意、鈴木選手はフォワードの極意、利弥選手はクロスの極意を教えてください。
[山形新聞]来季こそJ1誓い合う 天童・山形 選手とサポーター交流会
[スポーツ報知]29歳の宇佐美、夢は「35歳くらいまでサッカーを続けたい」

今年の交流会は天童市立天童中部公民館で開催されました

受付では、大抽選会の当たりくじになる数字のカードが配られます

ホームタウンTENDO推進協議会会長である山本信治 天童市長から来賓あいさつをいただきました

森谷俊雄 株式会社モンテディオ山形 代表取締役からも来賓あいさつをいただきました

宇佐美宏和、鈴木雄斗、高木利弥の3選手によるトークショー

宇佐美宏和選手の来季への抱負は「昇格!!」

鈴木雄斗選手の来季への抱負は「ケガをしないで10点以上とってJ1昇格!」

高木利弥選手の来季への抱負は「J1昇格!!」

大抽選会の景品には、モンテディオ山形のご厚意でサイン入りボールや練習着などが用意されました

例年になくたくさんの景品が用意され、みなさん大満足の様子でした

イベントの最後は大サイン会で幕を閉じました
<宇佐美宏和、鈴木雄斗、高木利弥の3選手によるトークショーの概要>
[質問]今年1年を振り返ってみて?
- 宇佐美選手
- 今年1年は苦しいシーズンだった。うまくいっている時とうまくいかない時の差が激しすぎて、最後の方もうまくいってなかった。残留できたことはホントによかった。一生懸命やるだけでは解決できない問題が多々あった。チームメイト、フロント、スタッフ、監督、すべてにおいてコミュニケーションが取れていなかったかもしれない。自分たちがこの経験をできたことは、すごくプラスに思っている。これを糧に、来年J1復帰をやっていかないといけない。サポーターのおかげでJ2残留できたと思っているし、最後まで応援し続けてくれたことが励みになった。
- 鈴木選手
- みなさんも思っていたようなシーズンじゃなかったと思うが、自分自身も悔しい思いをしたシーズンだった。ケガのせいで満足にプレーできず、ホントに苦しいシーズンだったというのが第一。来年上に行けるという感覚をホントに持っているので、今までの人生、ずうっと苦しいことだらけだったので、そういう時のあとってうまくいったりするものなので、難しくは考えていない。来年は絶対J1に行けるだろうと思っている。あんまり信じたくはないが、運とかもあるので、チャミ(=宇佐美選手)がさっき言ってたように、一生懸命やってるだけじゃうまくいかない、乗り越えられないこともあるが、来年はうまくいくと思う。がんばりましょう、一緒に。
- 高木選手
- J1からJ2に来て、予想以上に苦戦した。なかなか勝てなくて、選手たちもホントに苦しくて、アウェイで岡山に勝った時などはみんなで喜んで、こっから頑張っていこうみたいなモチベーションでやってきたが、なかなか中盤もうまくいかなくて、サポーターのみなさんもそうだと思うが、選手もホントに苦しくて、監督もコーチングスタッフも悩んだ年だったと思う。目標は変わってしまったが、J2残留は達成できた。来年はJ1復帰が目標になるので、今年苦労したことをピッチで表現できるように、来年またしっかり練習してがんばりたい。
[質問]モンテディオ山形の印象は?
- 鈴木選手
- 昔から結構Jリーグを見ていた。山形の印象は、ホントにサポーターが多い、ゴール裏とか。昔って横にいましたよね?そんなのも見たことがある。昔からサポーターを見るのが好き(会場笑)。正直言うと、サッカーの印象はあまりない(会場笑)。サイド攻撃からヘディングで点を取ってたようなハイライト映像は結構多いなぁと思っていた。一番印象があるのは、スタジアムにサポーターがいっぱいいて、裏の山がきれいだなぁ、と。
[印象変わりましたか?]
アウェイ3連戦で帰ってきてホーム初戦の時、ホントに鳥肌立ったのを今でも覚えている。その試合で膝をやってしまったので、ホーム開幕戦は出られなくて、ずうっとサポーターのほうばっかり見てた(会場笑)。いやぁ、ほんと好きなんですよ、サポーターを見るのが。
- 高木選手
- 自分が入る前の年に昇格プレーオフですごい試合を見せてもらって、天皇杯も準優勝だった。実際に味の素スタジアムにも日産スタジアムにも見に行ったが、関東での試合にも関わらずすごいたくさんの応援があったので驚いた。ホントにすごい応援をしてくれるチームなんだな、という印象が残った。実際にああいうゲーム内容を見て、1人1人が一生懸命ハードワークして、1つのゴールに食らいつくというのがすごい印象深かったので、そういうチームに入れるのがすごく嬉しかった。早くピッチに立ってゲームをやりたい、というイメージをしていた。
- 宇佐美選手
- 去年は結構雪が降ったので、シーズン当初はみなさんが(雪かきを)手伝ってくれたので練習できましたし、スタジアムの雪かきもすごいたくさんの人たちにやっていただきましたし、そうやって裏方で働いてくれる人がいるからこそ自分たちがすんなり試合に入っていけるとか、練習できるとか、地元愛が強いチームだな、と思った。みなさんがスタジアムの清掃もしてくれるっていうのを聞いて、そういうのが山形の強さなんじゃないかな、と思う。
[質問]山形の食べ物、場所、人など、どんな風に思っているか?
- 高木選手
- 麺類が好きなんで、蕎麦がすごくおいしいとは聞いていたが、1年目はいろんな蕎麦屋さんに行った。結構おいしかったが、蕎麦を食べているうちに鳥中華、関東にはあまりなかったので、いまはどちらかというと、蕎麦よりも中華を食べている。
- 鈴木選手
- 来てすぐに家を探している時に、不動産屋の人が「鬼」がつくラーメン屋は間違いない、と言っていた。鬼がらし?行ってみたら、納豆が入ったラーメンがあった。僕、水戸から来たんで…(会場笑)水戸は納豆、納豆、言われているけど、ラーメンには入れないな(会場笑)、と一人で思ったのをいま思い出した。正直に言わせてもらうと、好き嫌いはほとんどないが「これが好き!」というのがあんまりない。蕎麦も、おいしいけれども、あんまり違いが分からない(会場笑)。まだそのレベルなんで、でもやっぱりおいしいなって思ったのは菊。あれって山形ですよね?あれはおいしいなぁと思いました。ちょっと渋いですけど(会場笑)。僕は景色とか好きで、趣味でゴルフやるんですけど、ゴルフって結構みんなでワーワーするんですけど、実は後ろの景色とが好きで(会場笑)ホントいまの季節は綺麗で、雪山が出てきて、まだ雪山じゃない紅葉が始まった山があって、「あぁこういうのホントいいなぁ~」と思いながらゴルフしたりして、っていう話なんですけど(会場笑)こんな感じです。
- 宇佐美選手
- 子どもが2人いるんですけど、スーパーとかに行くと絶対フルーツ1個持ってきて「買って!」っていうぐらいフルーツが好き。果物全般おいしい、今の時期はラ・フランスとか。自分は大阪出身で、こないだ親が来て、ラ・フランスを10箱ぐらい送っていた(会場笑)。フルーツとかそういったものはおいしいなと思う。サポーターの方からもいろいろたくさん練習終わった後にフルーツもらいますけど、それみんなで食べるんですけど、非常に甘くて、おいしいものばっかりで。最初ラ・フランスの食べ方わからなくて、ガリガリのまんまで食べてて(会場笑)。「柔らかくなってから食う」って言われて。最初「大変だなぁ」って思ってたんですけど、そういった感じですね。
18:56
[質問]子どもたちに対して、こういう風にすればうまくなるというのを教えてください。技術だけではなく、心の持ち方とか。
- 宇佐美選手
- サッカー以外でもそうですが、自分が好きなことをどんどん好きになってほしい。自分も昔はサッカーが好きで、リフティングとかも全然できなかったが、でも好きだからボールを蹴ってる訳で。ゲームとかもそうだと思う。1回セーブデータ消えてしまっても「もう1回やりたいな」って思うし。そういうことが自分のプラスになっていくと思う、ゲームは別として(会場笑)。ホントにボールを蹴ることは大事だと思うし、ボールに触れるとか、ずっとボールを持っていることも大事。いまの子どもたちってすぐあきらめたり、嫌だったら「嫌!」ってなってしまう子が多いけれども、やっぱり続けることが大事だと思う。「継続は力」っていう言葉があるが、やっぱり続けさせてあげてほしいと思います。自分も、子どもにはあんまり続けさせていないんですけど(会場笑)。すぐ飽きるんで、おもちゃ。
21:00
- 鈴木選手
- 僕が言いたいことはいまチャミ君が言った通りで、好きなことだったら楽しみながらできると思う。子どものときには僕はそういうことに気づけなくて、勝手に楽しんでやってた、と言う事なんですけど。水戸にいたときは、監督が石崎さんみたいにやさしい人じゃなかったんですね。常にマンツーマンで怒られていた状態で、やっぱ怒られてると「やらなきゃ」っていう気持ちになってしまうので、監督が褒めてくれたときとかは「嬉しいな」「褒めてほしいな」って思うので、夢中になってやれるというか、そういうことに気づけたので、楽しんでサッカーをするということが大事だな、と最近になって分かってきた。これが成長につながるんだな、というのをすごい分かった。でも、そんなことは子ども時には考えられなかったので、僕が親だったら子どもにはいう。「失敗してもいいから楽しんでやれ」。それだけでのびのびできると思うし。以上です。
- 須藤会長
- 「練習してるヤツが好きだ」と監督が言っていたが?
- 鈴木選手
- 監督がそう言うんだったら、一生懸命練習したらちょっと好かれて、試合で使ってもらえるかもしれない、みたいな(会場笑)そういうのはありましたよね。それは、試合出るためには必要なことですけど、悪知恵も(会場笑)。
23:12
- 高木選手
- そうですね、僕も子どものときは勉強とか全然してなかったので、ボール蹴って、学校終わって放課後もボール蹴って、家帰って家の中でもボール蹴って、そんなばかりだったんで、サッカー好きでぼくもずっとそうやってたんで、サッカーだったらずっとボールに触れていることが感覚になると思うので、それが上達するためには一番大事なことだと思う。
- 須藤会長
- お父さんから何か聞いたこと、教わったことはありますか?
24:06
- 高木選手
- 父親からサッカーの教育はほとんどなかったです。あんまり、一緒にボールを蹴った記憶もありませんし。試合を見に来てくれた、ってのもあんまりなかったですし。あんまりそういう記憶はないんですけど、「取られたら取り返す」とか、根性論とか。すいません、あんまり…(会場笑)こんなエピソードしかなくて。
27:51
[質問]宇佐美選手はディフェンスの極意、鈴木選手はフォワードの極意、利弥選手はクロスの極意を教えてください
- 須藤会長
- (会場内、大きな拍手)さすが!子どもは切れ味がすごいですね。
- 宇佐美選手
- そうですね、ディフェンスの極意…。「予測」ですかね。どっちに行くのか、相手の体勢を見ながら、予測しながらやってないと。予測と反対の方に来られると抜かれることもあるけど、予測と会えばボールをしっかり取れるし。常に頭回転させていくことだと思います。
- 鈴木選手
- いろいろあるんで難しいけど、フォワードと言えば点を取ることが仕事だと思うんで。今年2点しか取っていない俺がなにを言うんだというのがあるんですけど(会場笑)、んでも、フォワードは点取るだけじゃないぞ、ということですかね。後ろの選手が頑張って奪ったボールを前につなげて、フォワードが簡単に取られたら、後ろの選手がもう一回守備しなくちゃいけなくなる。そういうことを考えると、前の選手っていうのは、自分が潰れてでも時間を作ってキープしたり、っていうのがホントに大事なので、そこは結構、僕はフォワードやってるときは意識してるところで。そういうことをすると、チームの流れもよくなるな、って思うんで、これが極意かも。点を取るっていうのは、オグリさん(=大黒選手)のプレーを見たら、そのままだと思うんですよ。あの人は常に、誰かが前を見た瞬間に裏に動き出す。しかも、あの人の場合は、ほとんどボールが通りそうなんですよ。だいたい「あっ、これはもう無理だからパス辞めよう」って、ほかの選手が裏を狙ってもパス出すのを辞めて、違うプレーに切り替えたりするんですけど、オグリさんが動き出すとけっこう全部もう、なんて言うんですかね、あそこに行けば点が入るんでしょう、っていうような動きをするので、やっぱり、オグリさんのプレーを見たらもう、それが極意だと思います。あの人はもう「ザ・フォワード」だと思います。
- 高木選手
- いやぁ~、僕クロス下手なんで(会場笑)自分でまだ極意が見いだせてない。でも、クロスは蹴り込まないとうまくなんないと思うんで、やっぱ反復して練習することが重要だと思いますし、何日とかそういう短いスパンではできないと思います。ホントに地道に練習するだけだと思います。
33:00
[質問]子どもが初歩的なサッカー教室に通っているが、家の中でリフティングの練習をすると天井まで蹴り上げてしまう。自分も下手なので、リフティングのコツを教えてほしい。
- 高木選手
- やり続けないと…。家じゅう、壁に穴が開いても(会場笑)。ホントにやり続けないと(→鈴木選手がお手本を提示)。
- 鈴木選手
- 僕もあんまり得意じゃないんですけど。20本ぐらい?(会場拍手)まぁ、コツは…上にボールを上げることですかね?(会場笑)僕「感覚派」なんで、感覚をうまく言葉で説明できないんですけど、リフティングに関しては…。ちょっとチャミ君に任せてもいいですか?チャミ君はほんと、すばらしいふくらはぎはリフティングで作ったっていう。
- 宇佐美選手
- (拍手)リフティングって、どうしてもみんな、最初っから何回もやろうとしてしまうからうまくいかないんです。最初、こうボール落としたものを蹴って、真上にボールを蹴ることです。1回できたら、次は2回蹴るとか。2回が何回もできるようになったら3回にするとか。(会場内、大拍手)
36:23
- 鈴木選手
- なんかちょっとね、ムカつきますよね?(会場笑)ちょっとイラっとしました。
36:58
[質問]時々練習を見に行っているが、シュート練習っていうのは何割入れば合格なんでしょう?「プロだからもっと入るのでは?」と思いながら見ている。
- 宇佐美選手
- それぞれ個人のなかで合格点はあると思う。誰もが完璧ではないし、試合中も10対10で入るわけではないので…。シュート練習で一番大事なのは、試合を想定しながらやることだと思う。どれだけ自分の中でイメージして、僕はフォワードではないので全然分からない、感覚でしゃべっているが、すべての練習がそうだと思うが、試合のことを想定しないと。試合中、似た場面は起きるがまったく同じ場面は絶対にないので、どれだけシュート練習とかで確率を上げていくか、。合格点はその人の基準だと思う。そのあたりは雄斗に聞いてください。
- 高木選手
- 宇佐美選手が言った通りで、「練習のための練習」では意味がないので、相手が前にいるイメージとか、ゴールキーパーがどういうポジションを取っているかとか、そういうのを想定して練習しないと、試合でもいざそういう場面で得点を取れないと思うし。全員が共通して「試合のために練習する」そういう考え方を常に持ちながらトレーニングしないと、点は取れないと思う。
- 鈴木選手
- 8割ぐらい入れば合格だと思う。8割入る人は、ほとんど試合でも入ると思う。僕もチャミ君とかが言ってた通り、試合を想定してシュート練習するので…。角度によって練習を変える。左の隅を狙う時は強いシュートを練習したりとか、右の隅を狙う時はカーブかけて狙うとか、蹴り分けて練習している。調子いい時は結構入っているので、たぶんその時には練習を見に来てなかったんだと思う(会場笑)。たまたま調子悪かった時に見に来られたんだと思う(会場笑)。チャミ君言ってた通り、人間完璧じゃないらしいので、完璧な人間に近づくために、8割ぐらいは決めれるように。やっぱり練習しないと試合では絶対に入らないので、というのは今年感じたし、クロスの練習とか結構してるんで、トシ君とかね(会場笑)
41:52
[質問]プロのサッカー選手になった今、どういう夢を持っているか?
- 宇佐美選手
- 僕は35歳ぐらいまではサッカーを続けたい。年を取ってくると能力も低くなってくると思うが、35歳ぐらいだったらまだいけるかな、と。そう考えると、三浦知良選手とか、ほんとにすごいなぁと思う。うちの山岸選手とか、タツさん・石川選手とか、あの年であんだけ動けるんだ、あんだけ練習をやってるんだ、そう考えるとすごい。練習前の準備もすごいですし、そういった部分はホントに見習う部分も多くて。
- 鈴木選手
- 夢は、日本代表になりたいですね(会場拍手)。モンテディオで(背番号)10番になって、J1で優勝争いしたらやっぱり注目されると思うし、J1で活躍した選手って日本代表に入るんで、僕はそんなにでかい口はたたきたくないんですけど、そんなに遠くないと思ってるんですよね(会場拍手)。ホントにこのチームでしっかり結果を残して、どんどん上に行きたいですね(会場拍手)。
44:32
- 高木選手
- やっぱり僕も、サッカー選手をやってる以上は「日の丸」を背負って戦ってみたいですし、やっぱり父親を超えたいです(会場拍手)
- 須藤会長
- アジアの、世界のサイドバックを目指していただきたいと思います。
45:11
[質問]来年の抱負を色紙に書いてください
45:40
今年は苦労はしてしまったが、甘くないJ2だということは最初から分かっていたし、J2からJ3に行ってしまった大分がやっと帰ってきますし、あんなに大きな競技場を持っていてもそうなってしまう訳ですから、競技場だけの問題ではありませんが、サポーターとか全員が関わってこそだと思う。だからこそ、最後、減っても減っても(観客数が)5000人を切らなかったのは良かったなぁと思う。あれで3000、2000となったら下手するとJ3だったかもしれない。J1に行くときは必ず15000ですね、観客数は。これはどこのチームもそうです。1万超さないチームは行ってないです。山形も1万を超したのは柱谷監督の時が初めてです。あとは仙台のサポーターのおかげで超してきた、
- 宇佐美選手
-
[山形新聞]来季こそJ1誓い合う 天童・山形 選手とサポーター交流会
サッカーJ2・モンテディオ山形の選手とサポーター団体による交流会が26日、天童、山形の両市で開かれた。トークショーやサイン会などで盛り上がり、来季の躍進を誓い合った。
このうち天童市では、市内に12ある応援組織でつくる天童市モンテ応援隊(須藤智会長)が主催し、天童中部公民館に約250人が集まった。クラブからはDF宇佐美宏和、FW鈴木雄斗、DF高木利弥の3選手が参加。チームは今季、目標のJ1復帰を果たせなかったが、須藤会長は主催者代表あいさつで「来年はJ2優勝。ここが出発点になる」と激励した。
トークショーで話した3選手も来季の目標は「J1昇格」ときっぱり。宇佐美選手は「今期は何をやってもうまくいかなかった。チーム全体のコミュニケーションが不足していたのかもしれない」と反省し、高木選手は「来季は今年苦しんだ分もピッチで表現したい」。鈴木選手は「個人としての夢はモンテでJ1に上がり、J1で優勝争いをし、日本代表に入ること」と力強く口にした。
(山形新聞2016年11月27日 第24面より)
[スポーツ報知]29歳の宇佐美、夢は「35歳くらいまでサッカーを続けたい」
J2モンテディオ山形DF宇佐美宏和(29)が26日、天童市内で市民との交流会に参加した。
今季は主に右サイドバックでリーグ戦31試合に出場し、2得点。体を張った守備と、ライン際を駆け上がるドリブルなど攻守に貢献した。
質問コーナーでは、「リフティングがうまくなる方法」を聞かれ、「いきなり何回もやろうとせず、1回できたら次は2回、2回できたら次は3回とか、順序を踏んでいけばいいと思います」と実演を交えながら分かりやすく説明。会場の約250人から拍手が起こった。
今後の夢を聞かれると、「35歳くらいまでサッカーを続けたい」と力を込めた。横浜CのFW三浦知良(49)や、チームメートのGK山岸範宏(38)、DF石川竜也(36)の名を挙げ「山岸選手や(石川)タツさんは練習前の準備もすごい。見習う部分が多い」と話した。
(スポーツ報知2016年11月27日より)
- (関連ページ)
- ■天童のニュース:将棋
- http://www.ikechang.com/news/news130.htm