若松寺の売店一新　命名「めでた茶屋」　天童・現地で式典

　天童市の若松寺敷地内に７日、売店がリニューアルオープンする。天童市観光物産協会（伊藤彰会長）が運営に当たり、花笠音頭の歌詞から「めでた茶屋」と名付けた。新たな観光拠点となるよう、関係者が２日に式典を行った。

　個人経営の店主が亡くなり、２月から閉店していた。寺からの要請を受け同協会が後を継ぐことになり、改修を進めてきた。物販と飲食スペースからなる。ＪＲ天童駅ビルの観光物産センターでも発売している菓子、そばゆるキャラ「天童こま八」グッズなどが並ぶ。飲食はかき氷、玉こんにゃくの他は検討中という。

　式には関係者10人が出席。祈祷（きとう）を行いテープカットで開業を祝った。店には同協会スタッフが常駐する。山口とも子店長は「縁結び祈願や三十三観音参り帰りに一休みしていってください」とＰＲしていた。