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天童のニュース(平成25年10月7日) (最終更新:2013年10月11日)

2013年10月7日(月) 天童市今町にメガソーラーが完成

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 天童市北西部に位置する今町地域に、県内最大級のメガソーラーが完成しました。これは、山形県最上川流域下水道山形浄化センターの敷地内に整備が進めらていたもので、10月7日に竣工式が行われました。最大出力は1995キロワットで、一般家庭約620世帯分に相当する207万キロワット時を1年間で発電します。

 この施設では、発電パネルを3社から納入したり、パネルの設置角度を2パターンに分けたりと、降雪時での効率的な発電方法を模索する実験施設としての意味合いもあります。

NHK山形:県内最大級のメガソーラー
山形新聞:県内最大級の太陽光発電 620世帯分、天童に完成
河北新報新聞:天童で豪雪対応ソーラー稼働 山形県内最大620世帯分

[NHK] 県内最大級のメガソーラー

 天童市の県有地に建設が進められていた県内最大規模の太陽光発電施設「メガソーラー」が完成し、7日、現地で竣工式が行われました。

 「メガソーラー」が完成したのは、天童市にある県の下水処理施設の敷地内で、広さはおよそ4.2ヘクタールです。

 再生可能エネルギーの分野で民間企業の参入を促そうと、県が地元の企業に土地を貸し出し、総事業費およそ7億5000万円をかけて建設されました。

 7日は現地で竣工式が行われ、事業を行う天童市内の企業の幹部や県の幹部らが、ボタンを押して本格的な発電を開始しました。

 施設には8172枚の太陽光パネルが設置され、年間の発電量はおよそ207万キロワットアワーと、一般家庭620世帯分の消費電力をまかなえる規模です。

 また、パネルは性能を比較するため3つのメーカーの製品を採用し、発電した電気はすべて東北電力に販売するということです。

 竣工式のあと、事業を行う「POWERNEXT」の遠藤正幸社長は、「東日本大震災を受けて、地域で安定的にエネルギーを供給する態勢づくりが非常に重要になっている。県もこうした方針を掲げているので、今回の事業でお手伝いできればと思う」と話していました。

(NHK山形2013年10月7日より)

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[山形新聞] 県内最大級の太陽光発電 620世帯分、天童に完成

 県内最大規模となる約2メガワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)が天童市今町の県最上川流域下水道山形浄化センター敷地内に完成し、7日、現地で竣工式が行われた。雪国では不利とされる太陽光発電だが、同センターの設備は多様な克雪対策を施し、収集したデータを公表して県内での普及を後押しする。

 再生可能エネルギーの導入拡大を図る県が、民間の参入を促そうと県有地で事業者を公募。山形環境エンジニアリング(寒河江市)が採択され、同社が設立したパワー・イー・ネクスト(天童市、遠藤正幸社長)が運営する。

 最大出力は1995キロワット。約4.2ヘクタールの敷地に約8200枚の発電パネルを設置。年間発電量は207万キロワット時で、一般家庭約620世帯分に相当する。パネルは3社の製品を採用し、雪国での発電性能を比較。降雪対策として設置角度を40度と30度に分け、パネルの下には落雪をためる溝を配置した。事業費は約7億5000万円。遠藤社長は式典で「多くのデータを集め県内での普及を後押しするほか、環境学習にも活用してほしい」とあいさつ。来賓として県の岡邦彦県土整備部長、遠藤利明衆院議員、長谷川吉茂山形銀行頭取らが出席した。

(山形新聞2013年10月8日より)

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[河北新報] 天童で豪雪対応ソーラー稼働 山形県内最大620世帯分

 山形県内で最大規模のメガソーラー(大規模太陽光発電所)が7日、天童市今町の県山形浄化センターで、本格運転を開始した。最大出力1995キロワット、年間発電量207万キロワット時で、一般家庭620世帯分の年間消費量に相当する。太陽光パネルを急角度で設置するなど、不利とされる豪雪地帯での通年発電を試みる。

 メガソーラーは、再生可能エネルギー研究開発のパワー・イー・ネクスト(天童市)が、県最上川流域下水道施設の敷地約4万2000平方メートルを有償で20年間借り受け、総事業費7億5000万円を投じ、整備した。

 シャープなど3社の太陽光パネルを採用し、南向きに8172枚を設置した。発電電力は全量を東北電力に売電する。同社は3種類のパネルの発電データを蓄積し、比較分析した結果を県に提供し、一般にも公開する。

 パネルは地表約1メートルの高さに整備し、設置角度は30〜40度の急角度とした。パネルが雪に覆われ、発電ができなくなる事態を避ける。パネル前には50センチの溝を掘り、傾斜を滑り落ちた雪を受け止める。

 現地であった記念式典には約60人が出席し、一斉に発電スイッチを押して運転開始を祝った。

 遠藤正幸社長は式典後、「山形は雪国で太平洋側と比べ太陽光発電は不利と言われる。雪 対策が万全な施設で、どれくらい実績を残せるか挑戦したい」と語った。

 民間メガソーラーに県有地を貸与する事業は、「卒原発」を掲げる吉村美栄子知事の肝いり。県は2030年までに約30万キロワットの太陽光発電を導入する戦略を立てている。

(河北新報2013年10月8日より)
(関連ページ)
■天童のニュース:エコ
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