天童市、被災地から避難の子どもたちへ学校説明会を開催

　山形テレビ(YTS)夕方のニュース「ゴジダス」3月30日放送分で、被災地から避難してきた子どもたちへ天童市が学校説明会を開催したことが紹介されました。以下、ニュース映像の紹介です。

　避難している子どもたちが、地元の学校に転入する動きが進められています。天童市では学校説明会が開かれました。

　天童中部小学校で開かれた学校説明会には、福島県から天童市内に避難している児童10人とその家族が訪れました。このなかで、避難中の家族からは、教科書や学習道具が揃っていないことや地元の子どもたちとの関係をうまく築けるかなど、不安の声が寄せられていました。

福島・南相馬市の避難児童（男の子）: 「（転校で）友達がちょっと少ないような気がする。」
福島・南相馬市の避難児童（女の子）: 「お母さんも、友達つくるのが上手だから大丈夫だって、お母さんも勇気づけてくれる。」
福島・南相馬市の避難児童の母親: 「うえは中学校、今度入学なんですけど、卒業式もしないで…。きょう説明を聞いて、先生方もすごくいい先生方だなという印象があったので、もう安心して、まかせて登校させようかと思ってます。」
柏倉充・天童市立天童中部小学校教頭: 本校の児童たちにも、そういう（助け合いの）学習ができる場として、ホントに活かしていければと。そして、それが被災された方々への私たちのできる一番の手助けになるのではないかと思っています。

　天童市教育委員会によりますと、今日現在、小中学生あわせて32人（小学生27人、中学生5人）が転入の手続きをしているそうです。

（YTSニュース「ゴジダス」2011年3月30日より）

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