サッカーJ2の第39節、モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形で第9位のアビスパ福岡と対戦し、1対0で勝利しました。勝ち点を59から62に増やしたモンテディオ山形は、第3位からJ1自動昇格圏内の第2位に順位を再び上げました。

　NDソフトスタジアム山形は、Jリーグ全体でもスタジアムグルメが充実していると評判です。モンテディオの活躍を紹介するコーナー「オーレ！モンテディオ」があるNHK山形放送局の「やまがたニュースアイ」では、毎度おなじみ「『炎のカリーパン』対戦相手を喰っちゃおーシリーズ」を取材していました。この日は、対戦相手の福岡にちなんで、モツと明太子が入ったカリーパンが登場しました。事前の告知では2つが一緒になったカリーパンかと思われましたが、それぞれ別々のカリーパンとしてお目見えしました。

こちらは「モツ入りカレーパン」

「明太子入りカレーパン」、明太子はちょっとピリ辛

試合は後半1分、MF北村知隆（きたむら・ともたか）選手のパスを受けたFW豊田陽平（とよだ・ようへい）選手が体勢を変えて振り向きざまに左足を振り抜き、先制点を決めました。その直後、FW財前宣之（ざいぜん・のぶゆき）選手が2枚目のイエローカードで退場となり1人少ないなかでの戦いを強いられますが、DF園田拓也（そのだ・たくや）選手の体を張ったディフェンスやGK清水健太（しみず・けんた）選手のファインセーブなどで1点を守りきりました。

ヒーローインタビュー後の豊田選手（写真左）と園田選手

勝利を喜ぶ斎藤弘（さいとう・ひろし）山形県知事

スタジアムには、斎藤弘（さいとう・ひろし）山形県知事が観戦に訪れ、海保宣生（かいほ・のぶお）理事長とモンテディオ山形の勝利を喜び合いました。県知事といえば、10月1日の山形県議会一般質問で「J1昇格は県民の悲願だ。全国に山形をアピールでき、県外客の大幅増にもつながる」と、モンテディオがJ1に昇格したら支援を行う答弁がありました。

　しかし、山形に見切りをつけようとしている、県外を拠点にしたるチームの「2軍」を支援するよりも、山形を拠点にしている「おらだの」プロチームを支援した方が良いのでは？と個人的には思います。今回の応援も間近に控えた自身の選挙対策の一環かもしれませんが、勝利する様子を目の当たりにして、なんらかの気持ちの変化があることを期待したいと思います。

　ヒーローインタビューのあとには、ゴール裏のサポーターから「カイホ」コールが沸き起こり、海保宣生（かいほ・のぶお）理事長と斎藤知事がそれぞれトラメガであいさつしていました。そして、サポーターから渡されたタオルマフラーを手にして、スポーツ県民歌（モンテディオ山形バージョン）を熱唱しました。

サポーターに応える海保宣生（かいほ・のぶお）理事長

スポーツ県民歌を歌う斎藤・山形県知事

［写真上］試合後、スタジアム前での「お見送り」で子どもとハイタッチするディーオ ［写真左］試合前に「もんてらんど」で子どもたちとたわむれるディーオ

　入場者数は目標の1万人には届かない6,169人でしたが、稲刈りがあったり、小中高生は新人戦があったり、他にもイベントがあったり、というなかでは上出来だったのではないかと思います。残りのホームゲーム3試合、J1昇格に向けて1人でも多くの声援で、選手を後押ししましょう！

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■天童のニュース：モンテディオ山形

http://www.ikechang.com/news/montedio.html

■モンテディオ山形：アビスパ福岡戦フォトギャラリー（外部サイト）

http://www.montedio.or.jp/photo/photo_l0839.htm

　株式会社山本産業の社長を務める山本信治（やまもと・しんじ）氏が、次期天童市長選に出馬することが10月2日の山形新聞第1面で報道されました。いろいろ噂はありますが、次期市長選で具体的に名前が出てきたのは、山本信治氏が初めてです。山本信治氏は現在61歳で、日本大学経済学部を卒業後、天童青年会議所理事長などを務め、現在は清掃用品や介護用品などのレンタル、販売などを行っている株式会社山本産業の社長を務めています。

　山形新聞社の取材に対し、山本氏は「愛する天童市を、もう一度、元気で活力あるまちに再興したい。そのために先頭に立って頑張ることを決断した」とコメントしています。遠藤登（えんどう・のぼる）天童市長が任期満了を迎える来年3月2日まで、まだ半年近く時間があります。これまで水面下で準備を進めてきた人たちがいるのだと思いますが、まず1人が表舞台に立ったことで、いろんな方面で動きが活発になってくるのかもしれません。

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■天童のニュース：行政組織

http://www.ikechang.com/news/news620.htm

　昭和33年10月1日に誕生した天童市が、50回目の誕生日を迎えました。天童市市民文化会館で行われた市制施行50周年記念式典には、来賓と関係者あわせて約1,000人が節目となるこの日を祝い、これからの50年のさらなる市勢発展を誓いました。

　第1部の式典では、遠藤登（えんどう・のぼる）天童市長が「先人が築いてきたまちづくりの成果を未来へと確実に引き継ぎ、さらに発展させていくことがわれわれに託された役割。今後も先人の足跡に学び、済みよい豊かなまちをつくっていこう」と式辞を述べました。そして、天童市が企画した「将来のまちづくり提言コンクール」で最優秀賞に選ばれた斎藤郁美さん（天童中部小学校6年）の「未来の天童市」、齋藤茉奈さん（天童第三中学校2年）の「そばにいるから〜本物の優しさでつながる街・天童〜」の2つの提言を、それぞれ本人が朗読しました。また、天童市とイタリア･マロスティカ市の姉妹都市提携や交流推進に尽力したサルバトーレ・カリオ氏を特別名誉市民として表彰したほか、34個人、2団体に表彰状や感謝状を授与しました。

　第2部では、天童市と相互交流協定を結んでいる茨城県土浦市、群馬県館林市、北海道網走市、宮城県多賀城市と天童市のあいだで、災害時における相互応援協定の締結式が行われました。協定には、大規模な災害が発生した場合に「食料や飲料水、生活必需物資などの提供」「応急対策や復旧に必要な職員の派遣」「被災者の一時収容施設の提供」などを行うことが盛り込まれています。

　そして、第3部では、天童市出身で筑波大学専門官（保健学博士）の須藤伝悦さんが「健康で幸せな生活を送るために〜激動の時代に想う故郷の意義」と題して記念講演を行いました。

　天童市では、都市基盤整備のために1932年（昭和32年）から区画整理事業に取り組み、現在、天童市として19番目、組合施行では12番目となる芳賀土地区画整理事業が行われています。遠藤市長があいさつで触れた「これからの50年のさらなる市勢発展」を担う事業、担う場所になることが期待されます。

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■天童のニュース：行政組織

http://www.ikechang.com/news/news620.htm

■天童のニュース：芳賀土地区画整理事業

http://www.ikechang.com/news/haga.html