山形県自動車販売店協会が、海外輸出向けの中古車入札会を7月25日に初めて開催しました。この日は、協会に加盟する販売店がおよそ160台を出品し、海外販売を手がける県内外の9社が入札に参加しました。故障が少ない日本の車は海外で人気が高く、年間およそ180万台の中古車が輸出されているそうです。古い年式の車や走行距離が多い車は、日本国内では人気がありませんが、海外では修理用パーツの「部品取り」として引き合いがあるそうです。中古車を山形県から輸出する場合には、これまで宮城県や福島県での入札会に参加していました。しかし、運搬費や出品料を削減できるメリットがあることから、地元で開催することを企画しました。

　今回参加した業者はロシア向けの販売を手がけるところが多く、買い付け担当者は「現地では高年式のコンパクトカーの需要が伸びている」と話していました。出品されたおよそ9割の車が落札され、中には国内相場を超える高値が付いた車もありました。山形県自動車販売店協会では「輸出が増加すれば、中古車の価値が見直されるきっかけにもなる」とし、中古車市場の活性化が新車販売へつながることを期待しています。

　これに合わせて、山形県はパンフレットを配るなどして酒田港の利用をPRしました。庄内地区から参加した業者は「取引先の希望も合って新潟港をつかっている。酒田港は使ったことがないが、海外便が充実すれば利用したい」、新潟県の業者は「行政が強く支援している富山県に押され、新潟港の取扱量は減ってきた。酒田港も県の支援が鍵になるのでは」と話しています。空路や陸路とおなじく船の世界も、行政の「本気度」が試されるようです。

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■天童のニュース：商工業

http://www.ikechang.com/news/news150.htm

■海外輸出向け中古車の入札会が2008年7月に開催 (2008.06.11)

http://www.ikechang.com/news/2008/news0806j3.html#080611

　サッカーJ2の第28節、モンテディオ山形は天童市のNDソフトスタジアム山形でザスパ草津と対戦し、1対0で勝利しました。勝ち点は44から47に増え、順位は第2位をキープしています。

　この日は、入場開始前の午後5時30分から「U-23日本代表チームメンバーTシャツ(Spark for glory!)No.9豊田」が150着限定で販売されました。仕事を終えて急いで駆けつけ、なんとか販売開始5分前ぐらいに到着しましたが…。平日なのにすでにこの行列！　すぐにわたしも並びましたが、販売開始からおよそ30分、わたしのすぐ後ろで売切れになってしまいました。また、「夏のスタンプラリー」が今年も始まりました。スタンプ3つで「9月20日(土)セレッソ大阪へのアウェイツアー（提供：JTB東北山形支店）」、スタンプ2つで「空とぶドラえもん・ドラミちゃん ラジコン（提供：遊楽房）」や「選手着用　浴衣、帯、下駄（提供：とみひろ）」へ応募することができます。

豊田陽平選手のTシャツ限定販売に並ぶ人たち

スタンプラリー、1つ目はディーオです

　試合は、リチェーリ選手が勢いあまって相手に突っ込むプレーで前半24分と前半31分にイエローカードをもらい、レッドカードで退場となってしまいました。その後は、1人少ないモンテディオ山形が引き気味にしつつもカウンター攻撃狙いで試合を進め、ひたすらチャンスを待ちました。そして後半8分、相手キーパーがペナルティエリア外に飛び出してクリアしたボールを長谷川悠（はせがわ・ゆう）選手がカットし、センターライン近くからシュート、無人の草津ゴールに転がり込みました。その後、全員攻撃をしかけてくるザスパ草津に対してモンテディオ山形も全員でゴールを守り、1対0で最後まで逃げ切りました。

　この日のヒーローインタビューは、ゴールを決めたFW長谷川悠選手とゴールを死守したGK清水健太（しみず・けんた）選手でした。長谷川選手はいつもおもしろいことを言うので「耳をダンボ」にして聞いてたところ、やっぱり出ました！　この日の試合について聞かれると「山形弁で一言で言うと『どだなだず〜！（なんなんだ！）』って感じ」、最後には「また見に来てけらっしゃい！」とファンサービスを忘れません。テレビや新聞ではゲーム内容やゴールシーンを中心に報道されますが、ぜひ、ヒーローインタビューでのやりとりについても紹介して欲しいと思います。こういう「お楽しみ」もまた、スタジアムで観戦する醍醐味の1つです。スタジアムに足を運ぶきっかけになると思いますので、メディアの皆さんにはぜひ前向きに検討して欲しいと思います。

　入場者数は、この日の目標値だった3,000人を優に超える4,132人でした。平日ながら、午後7時30分キックオフという時間帯が功を奏したのかもしれません。また、小学校や中学校でのまとまった観戦もありましたので、そういった少しずつの積み重ねも影響したのかもしれません。

　次のホームゲームは、8月10日（日）午後6時キックオフで愛媛FC戦が開催されます。この日の動員目標値は5,000人です。会社によってはもうお盆休みに入っているのではないでしょうか？　この日は夏恒例の「浴衣でナイト」、そして謎に包まれた「豊田まつり」が企画されています。おなじ時間にキックオフする、北京オリンピック・サッカー男子の日本vsナイジェリアが会場内で放送される、といった内容でしょうか？

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■天童のニュース：モンテディオ山形

http://www.ikechang.com/news/montedio.html

■モンテディオ山形：ザスパ草津戦フォトギャラリー（外部サイト）

http://www.montedio.or.jp/photo/photo_l0828.htm

　市川昭男（いちかわ・あきお）山形市長は7月22日に行われた定例記者会見で広域合併について触れ、「3市2町で組織している広域行政連絡協議会の開催回数を増やす形で、合併を前提とせず、広域連携の強化について首長同士で意見交換していきたい」と表明しました。これは、7月10日に天童市役所で遠藤登（えんどう・のぼる）天童市長と会談した際に「合併を前提としない議論には応じる」と返されたことに配慮してのものと思われます。

　しかしながら、話し合いの枠組みはあくまでも「天童市を含めた3市2町」と強調し、あらためて「天童市抜きの合併はありえない」という決意を暗に示しました。

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■天童のニュース：広域合併（周辺市町の動き）

http://www.ikechang.com/news/news720.htm