斎藤弘（さいとう・ひろし）山形県知事は1月31日の定例記者会見で、東北中央自動車道の東根−尾花沢を新直轄方式で整備することを明らかにしました。新直轄方式は、旧日本道路公団が建設する予定だった高速道路について、国と都道府県が費用を分担して建設する方法のことです。事業費の全てを税金でまかなうため、通行料が無料になるのが特徴です。
東根−尾花沢が新直轄方式で整備される理由
- 採算性が全国的に見ても低くため、有料道路になじみにくいと評価されているため
- 現在無料で利用されている尾花沢新庄道路に接続するため
南陽高畠−山形上山が有料道路方式で整備される理由
- 採算性が東根−尾花沢よりも高く評価されているため
- すでに開通している有料道路（東北自動車道・山形上山−東根および米沢南陽道路）に接続するため
- （関連ページ）
- ■天童のニュース：東北中央自動車道
- http://www.ikechang.com/news/news4.htm
スマートインターチェンジの社会実験が続けられている山形自動車道の寒河江サービスエリアで、利用台数の累計が10万台を突破しました。スマートインターチェンジは、ノンストップ料金収受システム(ETC / Electronic Toll Collection System)車載器を装着した車専用の簡易型インターチェンジで、2004年12月から全国26ヶ所で社会実験が行われています。今シーズンは大雪のため、一般道路は渋滞になりやすいため、時間のロスが少ない高速道路の利用が多かったようです。そんな状況の中、2005年12月には1日あたり平均して350台の車が寒河江サービスエリアのスマートインターチェンジを利用したそうです。
佐藤誠六（さとう・せいろく）寒河江市長が会長を務める「寒河江SAスマートIC社会実験協議会」は、スマートインターチェンジの正式設置を目指し、利用拡大キャンペーンを行うことにしました。2月6日（月）から2月8日（水）の午前7時から午後7時まで、スマートインターチェンジのゲート前で、地元のホテルや農産加工品がプレゼントされるキャンペーン応募用のチラシが配られます。寒河江中央工業団地などに出かける予定のある方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
- （関連ページ）
- ■天童のニュース：山形自動車道
- http://www.ikechang.com/news/news410.htm
- ■寒河江SAスマートIC（寒河江市）
- http://www.city.sagae.yamagata.jp/smartic/
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