中日本エアラインが運航している山形−函館便について、今年は平均利用率が4割台までしか伸びず、採算ラインの6割に達しない場合には廃止される恐れが出てきました。山形−函館便は就航3年目の新規路線で、6月1日から10月末日までの季節運行便として運行されています。今年は夏休みの時期の利用が少なく、観光客の利用が中心になっている山形−函館便としては結果的に利用率の低下を招いてしまったようです。山形県としては、これから紅葉のシーズンに向けて格安パック旅行を企画したり積極的にPR活動をおこなって対応していくようです。

＜山形−函館便の利用率＞

6月−51.1%

7月−41.7%

8月−46.1%

平均−46.2%（昨年−55.2%）

　山形新幹線の枕木（まくらぎ）に多数の不良品が見つかった問題で、確認作業がすべて終わったとするJR東日本の発表が誤りだったことが判明しました。平成11年（1999年）12月4日に延伸開業した山形−新庄間には約10万7,000本の枕木が設置されていますが、そのうち不良品製造が問題になっているピー・エス社が製造したものが約7万本設置されています。JR東日本では緊急に点検作業に入り、すべての枕木の点検を完了したと発表していました。

　しかし、実際には踏切やトンネル内に設置されている枕木をまったく確認しておらず、まだ3,600本が未確認であることが判明しました。特に踏切部分については道路のなかにあるため、管理者となる地元自治体との協議が必要になり、確認にはあと1〜2ヶ月程度かかってしまう見通しです。JR東日本では雪が降る前に問題の枕木を交換する予定でしたが、ちょっと難しい状況になってきました。

　山形新幹線の山形−新庄間で枕木にひび割れの入っていることが見つかった件で、JR東日本は、問題のピー・エス社が製造した約7万本のうち約4,800本が不良品だったことを発表しました。JR東日本では走行安全性についてはまったく問題ないとしていますが、11月28日までに交換を終える予定で作業に取りかかっています。交換作業の費用は約3億5,000万円にのぼる見通しです。

　ピー・エス社では

• 強度を高める作業工程に作業になれていない下請け会社の社員を使った
• 製造した枕木50本に1本の割合でおこなう抜き取り検査を実施していなかった

など、手抜き工事を認めています。

　天童温泉で毎年開催されているイベント「全国くちびる美人コンテスト」の最終審査会が天童ホテルでおこなわれました。今年で12回目を数えるこのイベントは、毎年6月1日から8月31日まで天童温泉に宿泊したお客さんを対象におこなわれているもので、今年は昨年よりも37点多い3,665点の応募がありました。今年の受賞者は次の方々です（敬称略）。ベストリップ賞に選ばれた佐藤さんのくちびるは、来年のポスターなどでお披露目されます。

ベストリップ賞

佐藤江美子（青森県平内町）

セクシーリップ賞

大塚千代美（埼玉県三郷市）

カップルリップ賞

日向広幸・かおり（神奈川県横浜市）

チャイルドリップ賞

鴨下沙季（山梨県甲府市）

ダンディーリップ賞

山田充雄（山口県防府市）

PRコメント賞

池田由紀子（千葉県習志野市）

（関連ページ）

▼くちびる美人コンテスト

http://www.ikechang.com/event/lip.htm