山形県の発表によると、全日空が運行している「山形−東京便」の4月の平均利用率は52.7%でした。今年3月の利用率が68.6%でしたので、15.9ポイントのダウンとなります。「山形−東京便」は4月から片道の普通運賃が1,900円値上げされたため、この影響が出ているのではないかと推測されていますが、県としてはゴールデンウィークの利用状況を確認して、実際にそう結論づけることができるのかを調査する予定です。
また、この低利用率の状況を打破するために、新しい利用促進運動が始まりました。昨年は温泉旅館の無料宿泊券や山形の特産品をプレゼントする作戦を展開しましたが、今年もおなじように、旅行会社のギフト券のプレゼントなどがおこなわれます。
天童をはじめとして、山形空港の周辺市町ではあと1ヶ月もするとサクランボ狩りの季節に入ります。山形県内に向けたPRも必要でしょうが、首都圏に向けたPRをもっとたくさんしてもらったほうが、飛行機の利用率も上がってさらに地元も経済的にうるおうと思うのですが...。
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